UBCD4Winによるレスキューディスク作成
CD(もしくはDVD)からの起動(ブート)ができる緊急用ディスクの存在を皆さんはご存じですか?何らかの原因でWindowsが起動できない状況になったとします。再インストールすると、それまでのデータは消えてしまいます。バックアップからリカバリーするにせよ、バックアップ作成時点から障害発生時点までのデータは救えません。もしその中に仕事上重要なデータがあったとしたら・・・そういうときに緊急用ディスクからブートして、フロッピーやUSBメモリに必要なデータをコピーするわけです。
この手の緊急用ブートディスクとしていちばん有名なのはおそらくKnoppixでしょう。DebianベースのLinuxで非常に出来がよく、日本語化の出来もいいです。ただ、Linuxということで操作体系がWindowsとかなり違うので戸惑うかもしれませんね。Windowsベースの緊急用CDとして有名なのがBart’s Preinstalled Environment (BartPE) bootable live windows CD/DVD、通称BartPEです。CDを差し込めばとりあえずWindowsXPが起動し、さらにプラグインを組み込むことによって自分の気に入ったアプリケーションを使うことができるというものです。
数年前にこれを使用して緊急ディスクを作り、Knoppixとともに持ち歩いていました。しかし、XPのSP2が出てからかなりたつこともあり作り直してみようと思いました。その時に見つけたのがUBCD for Windowsです。
UBCD for Windows(以下UBCD)は、BartPeを含めたマルチブートができる緊急用CDです。BartPe、Knoppix、Gpartedなどの複数のLiveCDを一つにまとめ、選択して起動することができるようになります。
まずは、初期設定です。せっち屋えぶろーぐさんから日本語関係のファイルをいただき、記事を参考にその設定ファイルを修正します。私は、800×600のノートパソコンが家にあるので解像度の部分だけを修正しました。回復コンソールの日本語化の作業はモルモットパソコンさんの記事が参考になりました。
プラグインに関しては、本家のダウンロードページやPE Builder v3用アプリ組み込みプラグイン、PE Builder v3 – Plugin Page、2ch WindowsPEスレ住人作成のプラグインまとめサイトなどから必要な物を手に入れました。あくまで緊急用としての汎用性を重視するか、なんでもできる方向を目指すかによって組み込むプラグインは違ってきます。
汎用性を重視するならCD-Rで収まる容量にするべきです(ビジネス系のノートパソコンなどではCD-ROMしかついていないものも多い)し、何でもかんでもできることを優先するならDVD-R、さらにはDVD+R DLの使用も視野に入れるべきです。私自身はCD-R、DVD-R、DVD+R DL三種類のものを結局作成しました。参考までに私がCDに組み込んだのは秀丸、ClamAV、True Image、復元、Gparted、IrfanView、Firefoxなどです。デフォルトで入っている機能がかぶったプラグインをいくつか無効化することで容量を調節しました。
マルチブートのメニュー画面の編集方法やマルチブータブルCDそのものの情報は魔法のキキさんとマルチブータブルCD/DVD製作法さんを参考にしました。
そのほかの情報はBart’s PE Builder FAQやBart’s PE Builder スレッド 6枚目が参考になると思います。
とにもかくにも、ここで紹介した数々のサイトには感謝の一言です。数日間試行錯誤しましたがこれらのサイトのおかげで非常に役に立つものができました。この場を借りて御礼申し上げます。
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